独自の技術|海光社
TOP > 漁業資材 > 海光社独自の技術

世界に拡がる独自の技術―漁業資材のパイオニア



漁業用ラインウエイト・メーカーとして、世界最高の生産量とシェアを誇る海光社。
独自に開発した技術は海外でも高く評価され、広く利用されています。
当社の主力製品はラインウエイト(線状重錘体)。世界に先がけ開発・実用化し、特許を取得。
国内ではもちろん、世界の水産界で注目され、多くの国々で漁法改善に役立っています。また生産の合理化、品質の向上を計り、品種の増加・価格の低廉化にも常に取り組んでいます。


工程1


使用済み自動車用バッテリーなどをリサイクルした鉛合金を熔解します。

工程2


ドイツのDEMAG社鉛押し出しプレス。真空バキューム方式により鉛線にエアーホールや酸化物の混入を防ぎます。

工程3


押し出した鉛合金線を連続的に伸線します。

工程4


ある程度の太さまで伸線した鉛合金線をバッチでとります。さらに規格の細さまで伸ばします。



このラインウエイト(線状重錘体)を素材に、ユーザーでもある国内有力製鋼メーカーのご協力を得て開発したのが
『沈みロープ』
。 従来の品より丈夫で操作しやすく、羅網率もグンと向上。漁業の省力化・効率化に活躍しています。




工程5


鉛合金線を縦に割り、糸を入れてふさいで刻み、指定寸法でボビンに巻き取ります。製品重量は全品検査されます。

工程6


原糸メーカーから納入された合成繊維を組紐編組機のボビンに巻き替えます。

工程7


糸入り鉛線を芯に入れて、合成繊維で編組します。



同様に、有力製網メー力一のご協力で開発したものにシクロンがあります。
これはラインウエイト(線状重錘体)を組込んだ定置網用の特殊加工網糸。この糸を使用した網は“潮ふかれ”が少なく水揚げがアップできると好評です。
豊かな経験と人の和が育んだ数々の技術。その技術から生まれた製品・研究及び発明は、特許または実用新案として登録されています。これからも時代の二一ズを先取りした製品を開発してゆくこと。これが私どもの仕事であり、業界の発展に寄与する道であると考えています。
以下は、当社の実績に対する表彰の数々です。




発明の名称または功績 表彰名 表彰者
拡網装置 賜、藍綬褒章 内閣総理大臣
自動集魚方法ほか 東京都発明功労者 東京都知事
林式電気集魚灯ほか 日本水産機械功労者 日本水産機械工業協同組合理事長
業界の指導と発展に
尽した功績
水産功績者 大日本水産会会長
海光延縄、海光棚 奨励賞
(第14回東京都優秀発明展)
東京都発明協会支部長
漁業用沈子綱 関東地方発明表彰(特賞) 発明協会会長
漁業用沈子綱 全国表彰
(日本商工会議所会頭賞)
発明協会会長
拡口曳網装置 都知事賞 東京都知事
拡口曳網装置 関東地方発明賞(特賞) 発明協会会長
海藻類の養殖装置 東京都優秀発明展(奨励賞) 東京都発明協会支部長
拡口底曳網装置外 全国表彰(発明賞) 発明協会会長
優秀発明の実施による
産業発展に対する貢献
日本発明振興協会会長賞 日本発明振興協会会長
多年科学技術振興に
尽した功労
東京都科学技術功労賞 東京都知事
漁業ロープ用沈子の
製造方法その他
東京発明展
(科学技術庁長官賞)
科学技術庁長官
漁具漁法の発明功労 叙、勲四等旭日小綬章 内閣総理大臣
公共奉仕 賜、紺綬褒章 内閣総理大臣
漁業沈子網用心索の
製造方法の発明
東京都発明展(奨励賞) 発明協会会長
沈子綱の芯索の発明 関東地方発明表彰(奨励賞) 発明協会会長
沈子綱の芯索実施化 全国発明表彰(発明賞) 発明協会会長
浮子綱の発明と実施化 東京発明展(都知事賞) 東京都知事
高比重網糸の発明 東京発明展(御法川発明賞) 発明協会会長
高比重網糸の考察 関東地方発明表彰(奨励賞) 発明協会会長
糸入鉛線(FP) 東京発明展(奨励賞) 弁理士会会長
ELによる自発光ロープ 創造活動促進法認定 東京都知事
薄い、曲がる無機ELシートを
使用した照明器具
2017年度東京ビジネスデザインアワードテーマ賞 2017年度東京ビジネスデザインアワード審査委員会
Copyright© KAIKOSHA CO.,LTD.